真空注型について


真空注型品の利点


  • 量産の金型品と同じように、一体成型なので強度は非常に良い

  • 1型で20個程度の、製品が脱型できるのでコストは安くなります(形状にもよります)

  • マスター作成から注型品の1個目完成まで2、3日で出来ます(小さいもの)

  • 最近は材料が物性が非常によくなり、製品として、使えるようになってきました

kata.JPG

弊社の得意な注型方法

  • ウレタン樹脂を調色して、カラー注型が出来ます

  • 成型品と同じように、ウレタン樹脂とウレタンゴムの二色注型も出来ます

  • シリコンゴムの製品が欲しい場合は、アクリル材料などで、型をほり、シリコン材料を
    流し込みます

  • 難しい小物類の注型は、弊社は得意です

  • 弊社では、どんな難しい注型も、注型技術者、加工技術者、CAD技術者の、事前打ち合わせにより精度のよい、きれいな製品を作ります


材料  

  • ウレタン樹脂(ABS相当、PP相当、トーメー、ウレタンゴム)、シリコンゴム

tyuki.JPG

注型機  三愛C-003MC(作業室580*600*615)
蛇の目電機8032(作業室500*600*950)

乾燥機、その他付帯設備



注型作業の流れ

    1. マスターモデルの作成
        (光造型、粉末造型、切削加工等)

    2. シリコン型の作成
        ベーク材で四角い枠をつくる
        マスターモデルを木枠の中央におく
        ドロドロのシリコン材料を流し込む

    3. オーブンで約一昼夜おき、硬化させる

    4. 硬化したシリコン型を、メスなどで切り開き中のマスターモデルを取り出す

    5. シリコン型をオーブンに入れ暖める

    6. シルコン型を、真空注型機に、セットしてウレタン樹脂材料を流し込む

    7. オーブンで硬化させた後、シリコン型を開き中から製品を取り出す